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【開催レポート】2月27日(木)、UX Project DEMODAY 2025を開催しました!

2025年227日に、熊本県・熊本市・FIVE RINGS実行委員会の三者合同で、大規模ビジネスイベント「Innovation Fes. KumamotoIFK)」を開催しました。

UXプロジェクトは、本イベントにおいて、令和6年度のUXプロジェクト成果報告会「UX Project DEMODAY 2025」を実施しました。同会場では、熊本市が主催するイノベーション創出ピッチ「Kumamoto City Pitch Special Edition 2025」も開催され、終始熱気があふれていました。本記事では、当日のイベントの様子をご紹介します。

<開催概要>

●開催日時:2025227日(木)10:0021:009:00受付開始)
●会  場:熊本城ホール(熊本県熊本市中央区桜町3-40)
●Webサイト:https://if-kumamoto.studio.site
●共  催:熊本県、熊本市、FIVE RINGS実行委員会
   運  営:IFK 運営事務局(有限責任監査法人トーマツ、株式会社エルボーズ)

 

IFK合同オープニング <2階シビックホール/10:0010:20

熊本のご当地キャラクター“くまモン”と“ひごまる”、”熊本城おもてなし武将隊”によるステージパフォーマンスが行われました。会場にお越しいただいた皆様と一緒に“くまモン体操”を踊り、元気に会場を盛り上げました。

 

その後、オープニングセッションを行いました。

<登壇者>

  • 熊本県知事 木村 敬
  • 有限責任監査法人トーマツ 地域未来創造室 中小・スタートアップ支援全国リーダー 香月 稔
  • FIVE RINGS実行委員長 椿原 ばっきー
  • 【モデレーター】フリーアナウンサー・ジャーナリスト 緒方 太郎

 

木村知事は、「産学金官の連携により、ビジネス創出のエコシステム形成を推進していきたい」と述べました。

ここからは、会場を移ります。

 

令和6年度 UXプロジェクト実証実験サポート事業 成果報告<3階大会議室/12:0013:10>

UXプロジェクト」取り組みの一つとして、実証フェーズを対象とした伴走支援を行う事業です。

採択企業6社より、実証期間の取り組みやその成果について5分間のピッチ形式で発表しました。

 

【成果報告の様子はこちら

・株式会社くまもと健康支援研究所 : 1:10:35

・株式会社ココロミル : 1:20:35

・株式会社Space Food Lab. : 1:32:34

・トイメディカル株式会社 : 1:43:16

ファーマーズサポート株式会社 : 1:53:19

・株式会社Root : 2:04:40

 

1st Pitch 株式会社くまもと健康支援研究所

「いつでも・どこでも・だれでも仕事と介護の両立について相談できる」AIチャットボットが、県内外中小企業に勤めるビジネスケアラーの相談対応に寄与するかを検証しました。

実証結果の詳細はこちら

 

2nd Pitch 株式会社ココロミル

50歳以上の50名のモニターに心音アプリ「心スキャン」を使用いただき、不整脈患者の割合を確認することで、アプリが心疾患の早期発見に役立つかを検証しました。

実証結果の詳細はこちら

 

3rd Pitch 株式会社Space Food Lab.

健康寿命の重要な指標の慢性炎症レベルを抑制する効果があると言われるポリアミンを含有する納豆を45日間摂取した効果を検証しました。

実証結果の詳細はこちら

 

4th Pitch トイメディカル株式会社

熊本県内のママ・プレママを含めた女性を対象に、尿検査キットを使用した栄養状態チェックを行いました。さらに、塩分ケア食品とモニタリングが健康・栄養状態とQOLに及ぼす影響について検証しました。

実証結果の詳細はこちら

 

5th Pitch ファーマーズサポート株式会社

機能の異なる4種類のカメラで、牛群内の個体識別を行い、検知制度の確認や課題の抽出を実施しました。

実証結果の詳細はこちら

 

| 6th Pitch 株式会社Root

自分の手で収穫・箱詰めができるMR(複合現実)農業体験アプリを熊本県内の介護施設利用者に使用いただき、動作検証と利用者の満足度調査を実施しました。

実証結果の詳細はこちら

 

UXアクセラレーションプログラム2024 成果報告<3階大会議室/14:4515:50>

本プログラムでは、県内企業の多様な事業領域と全国のスタートアップの特徴ある技術・サービスを結びつけるオープンイノベーションにより、新たな事業・サービスを創出することを目指した支援を行っています。本プログラムでの取り組みや成果について、パネルセッション形式で発表しました。

 

令和6年度 UXプロジェクトコーディネート事業[トライアル]<3階大会議室/16:0516:45>

今年度より新たにスタートした「UXプロジェクトコーディネート事業[トライアル]」では、過年度の実証実験サポート事業採択企業2社に対し、社会実装を目指した支援を行いました。

参加企業2社より、実際の取り組み紹介やその成果について7分間で発表しました。

 

【成果報告の様子はこちら

・株式会社血栓トランスレーショナルリサーチラボ:4:40:55

・白鷺電気工業株式会社:4:54:10

 

1st Pitch 株式会社血栓トランスレーショナルリサーチラボ

主な取組みテーマは、「資金調達」です。

令和7年度以降にSMAT®の対外診断用医薬品化に向けた臨床試験を実施予定であり、臨床試験に必要となる資金調達に向け、投資家を対象としたプレゼン資料のブラッシュアップと投資家のマッチング支援について発表しました。

取組み結果の詳細はこちら

 

2nd Pitch 白鷺電気工業株式会社

主な取組みテーマは、「販売戦略」です。

太陽光電池型GPS耳標タグを活用した放牧牛の安否確認システム(Animal Monitoring)を展開するための販売戦略のブラッシュアップ支援について発表しました。

取組み結果の詳細はこちら

 

くまもとメディカルネットワークでアカデミアが描く次世代ヘルスケアの展望<3階大会議室/16:4517:00>

最後は、くまもとメディカルネットワークの取組みについて、熊本大学大学院生命科学研究部 加齢医学寄附講座 特任助教の永芳 友氏より発表しました。

|くまもとメディカルネットワーク(KMN)とは?

利用施設(病院・診療所・歯科診療所・薬局・訪問看ステーション・介護施設等)の診断・調剤・介護に必要な情報を共有し、医療・介護サービスに役立てることができる熊本県のしくみです。

 

会場後方のブース出展

登壇企業の取り組みに興味を持った方が、具体的な話を聞ける機会として、会場後方に出展ブースを設置しました。登壇後の各社ブースには多くの人の姿があり、新たな展開に繋がるチャンスが生まれそうな予感です。

 

IFK合同クロージングセッション <2階シビックホール/17:3017:50

ここからは再度2階シビックホールに移動します。

クロージングセッションでは、IFK開催にあたり共に企画・運営を進めてきた運営メンバーによるトークセッションを行いました。

<登壇者>

  • 熊本県 商工労働部 産業振興局 産業支援課 主任主事 鮒田 理人
  • 熊本市 経済観光局産業部 起業・新産業支援課 主事 石川 昂央
  • FIVE RINGS実行委員長 椿原 ばっきー
  • 【モデレーター】有限責任監査法人トーマツ 西日本アドバイザリー 地域未来創造室福岡事務所マネージャー 田島 大地

熊本を盛り上げたいというその思いが運営陣の心を一つにし、今日まで走りきることができました。

 

IFK Night2階シビックホール/19:0021:00

大交流会IFK Nightが始まります。約300名が参加し、会場は大盛り上がりでした。

「熊本発の新産業・イノベーション、全てのはじまりと出会える場」がコンセプトの本イベントは、様々な人が出会い、繋がり、仲を深め合う場となりました。あらゆる垣根を越えて、集まった人々の歩む先に更なるイノベーションが生まれることを願います。

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