2024年11月14日(木)、熊本城ホールにて「2024 U.S.-Japan Healthcare Connection:太平洋を越えたヘルスケアエコシステムの日米共創」を開催しました。
熊本県、熊本市、熊本大学、崇城大学、Japan Society of Northern Californiaの共催により実現し、日米の最新のヘルスケアイノベーションについて活発な議論が交わされました。
(※敬称略にて記載)
開会挨拶
木村 敬|熊本県知事
中垣内 隆久|熊本市副市長
小川 久雄|熊本大学学長
山﨑 啓之|崇城大学副学長
チュカ・アシーケ|首席領事, 在福岡米国領事館
スティーブ・パーラック|会長, Japan Society of Northern California
基調講演1
シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルの創設者であるウィリアム氏により、ベンチャーキャピタルの活動についての基調講演が行われました。
「シリコンバレーのイノベーションを加速させるベンチャーキャピタルの役割」
ウィリアム・ダイ|ShangBay Capital
セッション1
スタートアップ企業にとって、資金調達の参考となるセッションが行われました。「ベンチャー投資パネル -日本のスタートアップ企業がVCから資金を得るために必要なこととは-」
モデレーター: エルトン・サトゥスキー|Wilson Sonsini Goodrich & Rosati
パネリスト : ウィリアム・ダイ|ShangBay Capital
デイブ・ウェーラン|Bespoke Business Strategy Inc.
西村美香|Glide Healthcare Partners
中安杏奈|Globis Capital Partners
セッション2
熊本大学 小林教授、崇城大学 石田教授も参加し、医療機器の開発についてのセッションが行われました。
「医療機器の迅速なプロトタイプ作成と少量生産のための新しいコンセプト -3Dプリンティング、高度な設計ツール、AI を活用した実用的なプロトタイプの製作、初期製造、ソフトウェア開発-」
モデレーター:ダニエル・バーネット|Theranova
パネリスト :小林牧子|教授,熊本大学大学院先端科学研究部
石田誠一|教授,崇城大学生物生命学部
ライアン・マッギネス|Triple Ring Technologies
スコット・ヒューター|朝日インテック
ジェフ・クリスチャン|Phoenix DeVentures
基調講演2
医療分野のベンチャー企業に市場開拓戦略の指導を行っているマーガ氏から、事業化に必要なことを学びました。
「アイデアから商業化までのギャップを埋める」
マーガ・オルティガス=ウェデキンド|Forgarty Innovation,Chief Commercial Strategy Officer
基調講演3
世界最大の医療機器アクセラレーターのCOOを務めるキャサリン氏から、効果的なピッチについて学びました。
「ピッチの力」
キャサリン・ザバラ|Medtech Innovator,COO
基調講演4
ZOLL Medicalが旭化成に加わった2012年以降、同社ヘルスケア事業部門の成長戦略の策定と実行を主導してきた中野氏と、スタンフォード大学で国境を越えた医療機器エコシステム構築に深く関わる池野氏の2名により、座談会形式での講演が行われました。
「日米コラボレーションの成功例:Zoll社/旭化成」
中野誠司|旭化成グローバル戦略担当副社長兼米国ヘルスケア部門最高幹部
池野文昭|スタンフォード大学主任研究員
アメリカを中心とした海外スタートアップ企業によるピッチイベント 11社
モデレーター:グレン・スナイダー | Deloitte Consulting
発表者 :ポ・チェン | CancerFree Biotech
アナ・カチャウ・ハンスガード | Emblem
ラジャン・パテル | kallisio Inc.
スコット・シャオ | Luminopia
ペイモン・ガジー | Malcova Inc.
ヘマント・タパール | OmniTier Inc.
CL シャン | Phiex Technologies
デレク・バンヤード | Sayenza Biosciences
ジェームス・ランカスター | Solenic Medical Inc.
ヴィク・カシャップ | Toi Labs
スティーブン・チョイ | ViFive
閉会挨拶
秋山隆英|副会長, Japan Society of Northern California
レセプション
登壇者、参加者の交流の場としてレセプションを開催しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
本イベントをきっかけに、日米のヘルスケアエコシステムが益々発展することを期待します。