健康に関するプロジェクト始めました。
UXプロジェクトでは、全国から事業者・起業家が集い、交わることで生まれるライフサイエンスに関するビジネスを持続的に創出するエコシステムの構築を目指しています。UXプロジェクトで今後実施する様々な取組のモデル事業として「パイロットプロジェクト」を実施します。今回、多くのプロジェクト応募があり、事務局で審査したうえで、6件のプロジェクトを採択しました。各プロジェクトを推進し、熊本における新たなビジネス創出を目指します。
参加企業一覧(全6社)
2021年度の健康に関するプロジェクト採択企業と取り組み内容は以下の通りです。
テーマ:グラウンドゴルフによるフレイル改善で、後期高齢者を体力エリートにする。
取り組み内容:後期高齢者の健康増進を目的に、グラウンドゴルフを楽しむ方に、バイタルウォッチを装着していただき、グラウンドゴルフのほか、日常生活の歩行データを一定期間収集・分析することで、フレイル改善効果を測定する。
テーマ:生活習慣病、未病の指標としてのAngptl2(アンジオポエチン様因子)についての検証を通じて、「自己回復力の見える化」システムの開発を行う。
取り組み内容:血液中のタンパク質「Angptl2」と、爪や毛髪の伸長速度などを測定。それらの相関関係を評価して、自覚しづらい生活習慣病リスクや未病の「見える化」に取り組む。
テーマ:「世界の睡眠の悩みを解決し、パフォーマンスを上げる」を事業理念に掲げ、本質的な快眠グッズでより多くの方を睡眠からウェルビーイングに導く事で社会に貢献する。
取り組み内容:睡眠リズム照明を使用することによる睡眠の質の改善と、それがもたらす作用について検証するため、睡眠に何らかの悩みがある方を対象に、睡眠リズム照明「トトノエライト」を使って睡眠環境を整えていただき、就寝中に装着した睡眠計測器から睡眠データを一定期間収集し分析する。同時に睡眠の質とストレスの相関関係についても検証するため、実証前後のストレス値を尿検査により計測する。
テーマ:骨折予防を実現させ、健康な高齢者を増やし、地域経済を活性化させる。
取り組み内容:モーションセンサー等を用いたモニタリングやロコモ診断により転倒リスクを判定し、さらに問診等から得られる健康状態から骨折リスクを高める要因を分析する。これらにより、転倒および骨折のリスクを見える化し、その人にとって適切な予防トレーニングや、より効果的なリスク軽減策の立案を目指す。
テーマ:フレイルの構成要素である「こころ×社会性」を定量化し、早期予防に繋げる。
取り組み内容:グラウンドゴルフを楽しむ後期高齢者を対象として、スマホアプリを用いて発声によるモチベーション測定(ストレス測定)を行い、運動や他者との触れ合いが及ぼすストレスの改善の有効性をデータで検証する。同時に当該データがフレイル兆候の予測として活用できるかを検証する。
テーマ:自分の遺伝子を知ることにより、生活習慣を整え、生活習慣病の改善やダイエットを実現する。
取り組み内容:健康的な身体作りを目的に、遺伝子検査キットを使って自分の遺伝子に合う食材や食べる順番を知ると共に、専門スタッフによる食育プログラムを個々の遺伝子に合う方法で実施して、実証前後での身体の変化を計測する。
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