進行中の取組み

project

”怪我ゼロ社会”へ、非侵襲粘弾性測定センサーを用いたプロスポーツ選手の筋損傷予防と回復の社会実証実験

本取り組みのポイント

●非侵襲粘弾性測定センサーを用いて、アスリート筋状態に関するデータ取得を実施

●取得したデータをプロスポーツ現場における怪我予防及びコンディション管理の判断材料として活用

●データ活用が現場の判断やケア介入に与える影響について実証的に検証

概要

本取り組みでは、ロボット触診技術を用いた非侵襲粘弾性測定センサーにより筋状態に関するデータを取得し、アスリートの傷害予防を目的としたコンディション管理運用の実証を行った。プロスポーツ現場において測定データをチームトレーナーの判断材料として活用する運用を実施し、データの活用が現場の判断や介入のタイミングにどのような影響を与えるかについて検証した。

実施期間

2025年11月~
※事業終了後も継続測定

実施内容

熊本ヴォルターズのプロバスケットボール選手(12名)を対象に、非侵襲粘弾性測定センサーを用いて週2回程度の頻度で筋状態に関するデータ測定を実施。チームトレーナーは、取得された測定データを怪我予防及びコンディション管理における判断材料の一つとして活用しながら、日常のケアやコンディション管理を行った。その後、チームトレーナーに対してアンケート調査を実施し、測定データの有効性や現場での活用状況について評価を行った。
実証の結果、測定データは特別な場面のみで使用されるのではなく日常の怪我予防及びコンディション管理の中で活用され、チームトレーナーの判断を置き換えるものではなく、判断の確度やタイミングを後押しする情報として機能する可能性が示唆された。

短期の実証のみで効果を断定することは難しいものの、本取り組みを通じてプロスポーツ現場におけるデータ活用の可能性が示された。今後も熊本を実証フィールドとして継続的な検証を進めていく。

取り組み成果

【成果報告資料】タグル(株)_令和7年度実証実験サポート事業

実施スケジュール

2025年
9月:プロスポーツチームと実施内容の検討及び機器の準備
11月:測定開始

2026年
1月:トレーナーに対してアンケート調査を実施

連携事業者

【実証フィールドサポーター】
熊本バスケットボール株式会社