畜産の生産性向上に寄与する画像のAI解析による牛の発情・個体識別検知システム実証 スマート畜産管理システムMOOVIE(モービー)〜カメラによる牛の発情検知〜
取り組みポイント
●牛の発情や分娩予兆をAIが検知しスマホアプリに通知されることで、”必要な時だけ”牛舎に駆け付けることができ、飼育管理の効率化に繋がる
●従来の装着するタイプの発情検知デバイスではなく、非接触型(AIカメラ)による管理システムを導入し牛のストレスフリーを実現
●発情検知に加え、個体識別まで可能になることで、将来的には農家が種付け作業から解放される世界を目指している
概要
機能の異なる4種類のカメラ(通常AIカメラ、PTZカメラ、4KのAIカメラ、光学ズームの性能が高い高性能カメラ)で、牛群内の個体識別を行い、検知精度の確認、課題の抽出を実施。
実施期間
2024年11月上旬~2025年2月上旬
実施内容
●4種類のカメラ(通常AIカメラ、PTZカメラ、4KのAIカメラ、光学ズームの性能が高い高性能カメラ)と、取得したデータを送るための通信環境の整備を実施
●カメラ自体の納品の遅延や通信環境の整備が当初の予定通りには進まず、個体識別に関連するデータの取得及び個体識別性能の検証を優先することにした
●事務局としては、今後の事業化を見据えて、本実証実験で取得したデータを、「労働生産性向上」という観点においてどのように活用するのか、という点において助言を行った
取り組み成果